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福岡城跡の史跡情報

ファイル fukuokacastle.jpg

福岡城を建てたのは、黒田親子です。黒田親子の親は黒田官兵衛、子供は黒田長政です。黒田官兵衛(如水)は、豊臣秀吉の軍師としても知られ、戦国時代が好きな人間の間では、密かに人気のある武将です。私も黒田官兵衛が好きなので、彼が建てたという福岡城には、前々から興味を持っていました。

城跡は少しだけ小高くなっています。福岡城は、もともと平山城だったためです。平山城というのは、完全に平らな平城より、やや小高いお城のことです。山城のような防御力はないのですが、もう天下統一が終わった江戸時代に築城が始まったお城なので、そうした防御力を必要としていなかったから、と言われているそうです。

お城のシンボルとも言える天守閣ですが、福岡城には天守閣がありません。そのため、天守閣を期待して立ち寄った人たちは「天守閣ないんだね~」というようなことを言っていました。

一応、天守閣の礎石を見ることが出来ます。私ももちろん見てきましたが、これはこれで趣があるものでした。天守閣がないことは少し残念ですが、逆に礎石だけであることによって感じられるノスタルジアもあったので、たまには天守閣のないこうしたお城も悪くないかな、と思いした。

天守閣がない理由については、諸説がある、と地元の人に聞きました。江戸幕府に配慮して、黒田氏が天守閣を取り壊した、という説もあれば、最初からなかった、という説もあります。最初からなかったならなぜ礎石があるのかは不思議ですが、その説によれば、この天守閣が立つ位置は強風にさらされやすい場所で、天守閣が存在したとは考えにくい、ということです。

確かに、実際にこの礎石のある場所に立ってみると、風が強いことを感じます。城内の他の場所ではさほど風を感じなかった時でも、ここではかなり感じたような気がします(事前に、上に書いたような話を聞いていたせいかも知れませんが…)。

いずれにせよ、理由は明らかではないものの、天守閣がなくても歩いて回るかいがある城跡であることは、間違いありません。

福岡城は元々が広い城であったため、現在は、その面積の大部分は公園(舞鶴公園)となっています。この舞鶴公園は非常に大きな公園であり、陸上競技場や野球場もあります。特に野球場(平和台野球場)は、昔、福岡ダイエーホークスや、西鉄ライオンズの本拠地にもなっていたくらいの球場です。

昔私が遊んでいたプロ野球のゲームでも「平和台球場」があったので、そのゲームで遊んでいた昔を思い出しつつ、球場の周りをぐるりと一周して、物思いにふけってきました。

他にも裁判所があったり、美術館があったりと、全国の城跡の公園の中でも、かなりスケールの大きいものの一つと言えるのではないかと思います。そうした場所なので、様々な形で市民に愛用される、憩いの場となってるそうです。

福岡を訪れたら、また寄ってみたい場所です。

■所在地・アクセス福岡市中央区城内
・地下鉄「赤坂」「大壕公園」下車 徒歩8分
・西鉄バス「平和台・鴻臚館前」「城内美術館東口」「大手門」下車 徒歩5~8分

写真提供:福岡市

2012年06月24日 登録