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櫛田神社の観光情報

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櫛田神社は、博多にある有名な神社で、古くから博多の氏神として信仰されています。地元の人々は、この神社のことを「お櫛田さん」と呼んでおり、小さい頃から親しみを持って接しています。ここにたどり着く途中で地元の方に道を聞いた時も「お櫛田さん」と言っていました。

櫛田神社の境内には、特徴的なものが多くあります。その一つは「飾り山」です。飾り山は、「博多祇園山笠」という、博多に伝わる大きなお祭りで使われる山車のようなものですが、これらは本来、そのお祭りの期間中しか見ることが出来ません。

しかし、櫛田神社では、博多祇園山笠の歴史を伝えるために、飾り山を常設展示しています。これは、博多祇園山笠に関わる場所や団体としては唯一であり、飾り山のことを知りたい人にとって、この常設展示はとても貴重です。もちろん、私も見逃すはずはなく、しっかりと見てきました。

実際に飾り山を間近で見てみると、その巨大さと、巨大な飾り山のすべての箇所に精密な装飾がこらされていることに、関心しました。お祭りの最中は、動いているためじっくり眺めることができませんが、こうして常設展示されていると、細部までしっかり観察することが出来、あらためて、すごい技術だな、と感じました。

もう一つ、飾り山と並んで櫛田神社で有名なものとして「櫛田の銀杏」を見てきました。これは文字通り、銀杏の木であり、境内に一本だけ、巨大なものが立っています。この銀杏の木は樹齢が1000年であり、時代で言うなら、藤原道長が天下をとっていた頃のものです。そんな大昔から残っている銀杏の木を目の当たりにすると、普段木に興味がない人でも、何か感じるものがあると思います。私も、普段じっと木を見ていることなどないのですが、この木はしばらく止まって眺めていたい、と感じました。

櫛田神社は街中にあるため、櫛田の銀杏の背景にも、ビルやマンションが見えます。そんな背景の中、一本だけ大きな銀杏の木が立ち、大きな注連縄を巻かれているわけですが、こうしてこの木だけが1000年間変わらずにいたのだな、と思うと、時間の流れや自然の雄大さ、そして、人間の世の中のちっぽけさをというようなものも感じさせられました。

櫛田神社には他にもユニークなものがあり、その代表が、節分の時期に設置される「巨大お多福」のお面です。神社の門を口にして、巨大なお多福さんのお面が設置されるのですが、小さい子供が見たら泣き出しそうなくらいのスケールです。もちろん日本一のサイズであり、お多福さんの口の中を通って境内に入ると、奈良の東大寺で「大仏の鼻の穴」をくぐった時のことを思い出したりもしました。

他にも、多くの有名な神社同様、絵馬をかけるスペースにも、沢山の絵馬がかけられていました。こうした景色からも、この神社に対する人々の信仰の厚さを感じました。近隣を訪れた方には、ぜひ行ってみていただきたい場所です。

■所在地・アクセス
・福岡市博多区上川端町1-41
・地下鉄「中洲川端駅」「祇園駅」から徒歩5分

2012年06月13日 登録